愚痴をこぼせる友人は心のアクをとってくれます
悩みというものはやっかいです。いったん悩み始めると、悩みが悩みを生み、どんどん深みにはまり込みます。自分の中で反復しているうちに、不幸の渦の中に自分を落とし込んでしまうのです。一種のスパイラル現象にはまってしまうと、なかなか自分からは抜け出せなくなります。
ですから、悩まないことです。
しかしながら普通はそのようにはできません。けれども誰かに聞いてもらっているうちに、平常心を取り戻すことはあります。
ストレス解消のためには、泣くこと、笑うこと、そして話すことの3つがポイントになりますが、泣くことと笑うこと以上に「話す」というのは、体の中にたまったストレスを解消する作用があります。したがって、とにかく言葉に出していうことです。
話をきちんと聞いてくれる人が1人でも2人でもいれば、不幸の連鎖は起こりません。そのような方には「私のアクを吸い取ってもらっちゃって、ごめんね」と食事でも御馳走して話を聞いてもらうのです。それだけでも、不幸の連鎖から脱出する機会になります。
同じメンバーで時々集まって、愚痴をこぼしあっている人がいますが、それが不幸の連鎖に陥らない秘訣になっているのです。このようなことは男性よりも女性の方がうまくやっているのかもしれません。
ただし相手は気心の知れた人にしておきましょう。相手を選ばないと、うわさ話のネタになってしまいますので、かえって辛い思いをすることになります。
東京都港区、六本木の飯倉、探偵事務所